依存性の深さ
アルコール依存性における依存性の深刻さ
についてはタバコの比ではないと感じる
ヘビースモーカーは自らヘビー&チェーンスモーカーである事を否定しない
しかしアルコール依存性者はまず否定する
自分は依存者でないと
何か彼の中でそう定義づける物差しがあるのだろうか?
依存者といえば、昼間から酒を喰らって道端で倒れこむ、家の金を使いこんで深酒して仕事にも行かなくなる
このようなステレオタイプな依存性者の姿が
世間で認知される依存性者だから
自分は違うと判断に至り、自分は身近にいる誰それより酒は飲まないし普通なんだろ
という判断に至るのだろう
しかし、世間が持つアル中のイメージは
依存性者の辿る最終形であったりし、そこを
判断基準に比較するのは間違っている
問題にすべきは、あなたのお酒が誰かと比較してどうかではなく、その依存物質を管理出来ているか
管理出来ていないか
にある
管理出来ていない人は、量をコントロール出来ない
飲んではいけない時に飲んでしまう
私はこのような物差しで考えていますが
まとめとして、アルコール依存性治療の出発点は認知にある事から、認知する一つの考え方として参考になればと思います