断酒について

思う事を書きます

断酒四年目に突入

三月を終え私の断酒は四年目に入る事に

 

年数は大きな意味を持たず、日々一日断酒の気持ちでいようと心を新たにしたい

 

シラフ三年

正気五年

 

こんな言葉をどっかで見聞きしました

酒の依存度の深さを表すものだと思います

 

肉体的には断酒後 1、2ヶ月で楽になる人もいるかもしれませんがキツイのは

そのあとにくる、脳に刻まれた酒の記憶

体験と言うべきでしょうか

これに抗う時に起こる飲酒欲求が厄介です

 

何故そんな面倒な事になるかと言えば

それはもう理由は一つしかありません

 

酒が依存性物質でからです

 

そして私が酒というその依存物質をコントロールする事が出来なくなったからです

 

依存性でない人はコントロール出来ているかと言えば厳密には出来てないでしょう

 

コントロール出来ているなら、酒なる依存物質を飲むという選択肢は取らないん

じゃないでしょうか?

もっと健康的にリラックスしたり、リフレッシュする方法ってあると思います

飲みすぎて頭がガンガンし嘔吐し、シラフなら言わない事を言ったり行動に

起こすなんて厄介な物質を飲む理由なんて何処にもないんですよ

 

しかし皆さん酒を手にする

飲む事の意味は色々あるでしょうが、アルコールによる身体的麻痺を得る

これが大体の酒飲みが酒に期待する効果です

身体が体験的に知っているんですよね 飲めば大目に見てもらえる

多少は許される この世知辛い世の中で気軽に楽にしてくれる物質が酒である事を

そしてまた飲みたくなる 厄介な問題を起こす可能性があるものをわざわざ飲む

身体が欲するんですから依存物質です

 

また酒はうまく使えばいいものと

酒会社の宣伝啓蒙活動により社会で認知されていますから疑う余地なく酒を手にしますがもう酒が依存物質である事は疑う余地がない事は分かって頂けたんじゃないでしょうか

 

そんな依存物質を自ら摂取しようとしている時点で

コントロール出来ていない

何故他の方法がないのか?

手早く安上がりに麻痺出来るから使い勝手がいいだけ

 

酒は毒物なんかじゃなく、気分転換、人とのコミュニケーションに良い効果もあるよ!

 

分かります

心身が麻痺すると脳がそう勘違いしますから

 

でも皆さんは何故アルコール依存性者と同じ物質を口にするのですか?

 

彼等のように自分はならないと思っていながらその物質を摂取する事は説明がつかない

 

しかし騙され続けている方がいい時もあるのかもしれませんね

そうして酒は何千年も人類の横に存在してきた

喫煙者不採用

広がる「喫煙者不採用」の動き  導入企業は好評価 「差別」の懸念も… https://www.sankei.com/life/news/180930/lif1809300006-n1.html


元喫煙者ですが、タバコの煙がホント嫌いです

前を歩いている喫煙者がいようものなら、もう最悪

息を止めて追い抜きます

自分も散々やってきたのにね~


この記事は、良い傾向のようにおもわれますが

何か腑に落ちないものもあります

世の中には酒が飲めない人が居てですな

彼等の息抜きがタバコだとしたら公平な制度だろうかと疑問におもうんです

同じ依存物質である酒、酒害の方が深刻だし、飲酒すれば仕事の能率はゼロになる

かたや喫煙者は、能率が悪いかもしれないがゼロにならない


まぁ禁煙が仕事の能率を上げ、お客さんからの評判も上がって

結構な事です


喫煙という依存物質が引き起こす負の側面を克服されたのですね


そこで思考停止する事なく、酒についても踏み込み

この酒まみれの、酒に寛容すぎる日本社会を変えましょうよ


タバコは悪で、酒は悪じゃない

どちらも依存物質なのに、この評価の違いはおかしい


日本社会の中で、酒メーカーが長年もたらしたイメージ戦略や

日本社会に深く根ざす酒という存在

祭りでも必須アイテムじゃん

こういう古来から市民権を得た酒なる薬物の評価を落とす事は

至難の技です 


この記事から、多分 経営陣はタバコ吸わないんでしょう

しかし酒は飲むんじゃないかな、つまり支配、管理する側が 

酒に染まっているから、タバコはダメだが

酒はオッケーなんです


それだけの事なんです

やれば出来るのに、やらない

酒が有害? 何を言っているんだチミは

やる必要もないと思っている 酒はコミュニケーションを

円滑にするし、接待に必須だ、仕事のストレス発散に

酒は有効だ、料理を引き立てる効果もあるんだ!

はい、それらの効果はタバコにも当てはまるから

違いがあるとしたら、煙が出る悪臭を撒き散らす事くらい


という訳で、こーいう企業で働く事は 何か先進的な

事でも何でもないと思う


こーいう会社もあるんだくらいで、この風潮が広がるなら

確実に履き違えたブラック企業にいーように解釈され

あれやめろ、これどうなんだ、と労働者の為にならない

事態に発展しない事を願うばかりです


秋雨前線とやら

なーんか数週間ずっとこんな曇ったり雨降ったりの天気で嫌になりますねー


去年の今頃もずっと雨だったな

選挙があったからよく覚えてます


三連休明けの今日なんか、もー超絶 仕事したくないモードですー


出勤時や帰宅中にイラつく事が多くて

困ります 雨なのにハイビームで走るな

アホンダラとこんな調子です


こういう時はAAで貰ったコインにある言葉を思い出しましょう


神様、私にお与えください
God grant me the serenity

自分に変えられないものを、受け容れる落ち着きを
To accept the things I can not change;

変えられるものは、変えてゆく勇気を
Courage to change the things I can;

そして、二つのものを見分ける賢さを
And wisdom to know the difference


変えられないものは、人様

変えられるものは、自分 かな


人をコントロールしようとして疲れるのも

馬鹿らしいですね

嫌だなと思う事に心を支配されまくる状況を

自分で作るのは何とも馬鹿らしい

出来るだけ楽しい事で心を無理やり満たしてみて


そーいう心構えを忘れない事

東京ラブストーリー再放送

関東の方 見ました?

私は仕事中、車のテレビで見ました


私は当時は小学生だったからまともに見てませんでした

鈴木保奈美のイケイケ感は何だか見ていて元気が出ます 能天気だなと、今の世の中 不安ばかりで中々このテンションはないなと


バブルのお話でよく聞く、タクシーを捕まえるのに万札をかざすとか今だと笑っちゃいますね

何て下衆な 笑

当時の社会の空気は金金金だったんでしょうか


上の世代に聞くと、羽振りの良かった話を色々聞きます

その頃いー思いをした方はバブル後 我慢を強いられる事に苦労されたと推測されます


断酒後、私が我慢しているように


とはいえ私も毎日我慢しっ放しではなく

三連休最終日 友人らとバーベキューしてね

飲んでる友人らは終わった後 皆辛そう

帰って早く寝たいと皆口にしますが

私は元気満々 皆のシンドイ気持ちはよく

分かるし、明日の朝はまた更にシンドイんだよね


断酒して体は明らかに楽なんです

バーベキューで酒なしとか何が楽しいのと

酒飲みからすれば理解不能でしょうが

前も書きましたが、バーベキューでも何でもいーけど酒があるから楽しいのではなく

元々楽しい場であるので酒の有る無しは関係ないんです


我々は大人になり色んなシチュエーションに酒があるから、酒があるから楽しいんだと

完全に脳が勘違いしとるんです


断酒後、こーいった場をどう過ごすか不安な方 いらっしゃるでしょうが、周りは楽しいシチュエーションをアルコール作用で更にテンション上げてますが、あなただって酒なくても笑えるし体は熱くなってテンション上がってますよ

違いはその振り幅の違いだけです

アルコールで頭が痛くなるほどテンションが上がれば、シラフでの落ち込みは当然大きいです


その振り幅が大きい事に

大きな価値観を見出している場合

断酒はそれは苦痛でしょうが


そんな価値観はなく、酒がもたらす幻想に

皆騙されているだけです

アルコールを摂取すれば体が楽になる

体験的に知った人間はまた飲酒を欲する

欲する原因は貴方が抱える問題不安ストレスから解放されたいから、酒は一瞬それを紛らわす効果があるが、根本は何も解決しない

そしてまた飲み貴方の中で習慣化する


飲まなきゃやってられない気持ちは私も労働者ですから分かります


しかし私は昔のように程々に飲める体ではなく諦めが必要です


飲まずに生きる人生を探求したい

残暑見舞い

一頃の猛暑も和らいできましたでしょーか


まだキツイ残暑ですが、秋刀魚が店先に並んで秋の訪れは確実に来てますね


私は釣りをしますが、海の色が夏場の赤潮濁りから水温が下がり明らかに透明度を取り戻してきました


季節はゆっくり推移しているのですが

私の気持ちは毎日の色々なルーティンに忙殺され大きな流れを感じる間も無いです


子供の頃に感じていた匂いをまた感じるようになりたい

感性が死んでいるんだとおもいます

匂いは例えば子供の頃 アラブに居たんですが街中の油の匂いが今でも思い出されます

思い出とリンクするよう脳が作っているのかな


感性を取り戻すには、日々に忙殺され心を失わない事


貧しい身ですが、心は豊かになれるよう


 しかし今年の夏はキツかった、、

逃げ場のないストレス発散方法に苦心


筋トレ ランニング 銭湯 競馬

この程度しか発散方法がない私です


しかしどれも脳がスカッとする程には

リフレッシュ効果はないです


酒でリセット出来るのでは?と幻想が

何度もささやかれ往生しました


アルコール作用で体が麻痺する事が

心のリフレッシュになるなら、私の

心も体もあんなに疲弊しなかったよ


やっと手に入れた心の平静と体調を手放したくない

月曜の朝を何とも思わなくなったこの心の平静 笑


どこかで見た、素面3年、正気5年 だったかな つぎのステップに行けるよう一日断酒に精進


依存性の深さ

アルコール依存性における依存性の深刻さ

についてはタバコの比ではないと感じる


ヘビースモーカーは自らヘビー&チェーンスモーカーである事を否定しない


しかしアルコール依存性者はまず否定する

自分は依存者でないと


何か彼の中でそう定義づける物差しがあるのだろうか?

依存者といえば、昼間から酒を喰らって道端で倒れこむ、家の金を使いこんで深酒して仕事にも行かなくなる


このようなステレオタイプな依存性者の姿が

世間で認知される依存性者だから

自分は違うと判断に至り、自分は身近にいる誰それより酒は飲まないし普通なんだろ


という判断に至るのだろう


しかし、世間が持つアル中のイメージは

依存性者の辿る最終形であったりし、そこを

判断基準に比較するのは間違っている


問題にすべきは、あなたのお酒が誰かと比較してどうかではなく、その依存物質を管理出来ているか

管理出来ていないか

にある


管理出来ていない人は、量をコントロール出来ない

飲んではいけない時に飲んでしまう


私はこのような物差しで考えていますが

まとめとして、アルコール依存性治療の出発点は認知にある事から、認知する一つの考え方として参考になればと思います